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ニュースリリース 2020.11.30

アプリ「地図マピオン」6年ぶり大幅リニューアルで“楽しい地図”へ

飛び地も分かる「境界線マップ」やひらがなだけの地図に簡単切り替え! 最寄り駅・マップコード・海抜を常時表示、近くのラーメン店もすぐ分かり日常使いが便利に

凸版印刷株式会社のグループ会社である株式会社ONE COMPATH(ワン・コンパス、本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:早川 礼※1)が運営するマピオン(※2)の地図アプリが、6年ぶりにメジャーアップデートをしました。境界線がはっきりと見える「境界線マップ」やひらがなだけの地図「えきのなまえマップ」が加わり、標準地図から簡単に切り替えられるようになりました。また最寄り駅やマップコード、海抜情報を常時表示し、日常使いがより便利になりました。

アプリ「地図マピオン」ダウンロードURL(iOS版のみ)https://apps.apple.com/jp/app/id531032350

メジャーアップデートした「地図マピオン」アプリのイメージ

メジャーアップデートの背景

当社は、1997年に日本初のインターネット地図サービス「マピオン」の提供を開始して以来、時代のニーズに合わせて改善を繰り返してきました。暮らしに寄り添う「ワンマイル・イノベーション・カンパニー」として、今後も多様化するニーズに対応していくため、アプリ「地図マピオン」は6年ぶりに大幅なリニューアルを行います。
今回は、コロナ禍のいま、外出する時間や頻度が減少していることを受け、2つのポイントを軸に開発を行いました。
1点目は、外出自粛の反動や働く場所を問わないリモートワークの浸透などによって、地元や街自体への関心が高まっていると考え、地理的な好奇心を満たすことのできる楽しい地図アプリを目指した点です。境界線や道を知ることで、地域社会への興味や理解も深まるものと期待しています。
もう1点が、外出時間の短縮化に役立てるよう身の回りの情報をすばやく調べられる点です。 なお、今回はiOS版(iPhone/iPad)での先行リリースとなり、Android版は順次開発を進めてまいります。

リニューアルの概要

①街を知る楽しさを体験できる「境界線マップ」「えきのなまえマップ」が追加
街を知る楽しさを体験できる地図を目指し、都道府県から町丁目単位まで境界線が見やすい「境界線マップ」と、幼児教育を主な目的としたひらがなだけで表示される「えきのなまえマップ」を追加し、標準地図から簡単に切り替えられるようになりました。これまでに当社がユーザーに向けて行ったアンケート調査では、「地名や区分が地図に詳しく書いてあるため位置関係が把握しやすい」など、地図マピオンの特長である境界線や地理情報の分かりやすさを支持する声が多く寄せられてきました。これを受け、より深く楽しんでいただけるよう「境界線マップ」「えきのなまえマップ」を追加しました。
「境界線マップ」は、都道府県から町丁目まで境界線が分かりやすいだけでなく、1つのエリアをタップすると該当箇所にハイライトがあたるため、全国に存在する飛び地(地理的に分離している土地)も分かりやすく表示されます。例えば「東京都」をタップすると八丈島や三宅島などにもハイライトがあたるように、簡単かつ楽しく境界線を把握することができ、どんな地名があるのか、その地名の範囲はどこまでなのかなど様々な発見も得られます。 「えきのなまえマップ」は、幼児教育を主な目的とし、2020年1月より当社の実験サイト「マピオンテックラボ」で公開してきましたが、反響が大きかったことを受け、境界線マップ同様に切り替え可能な地図として追加しました。

②最寄り駅、マップコード、海抜などを常時表示
地図中心部の最寄り駅やマップコード、海抜情報を、アプリを起動した瞬間から常に表示されるようになりました。
ファーストビューから最寄り駅が分かるため、もう近くの駅を探す必要はありません。
マップコードは緯度経度を数値化したコードで、主にカーナビの目的地設定に便利に利用できます。施設名や電話番号の登録がない場所でもマップコードがあれば簡単かつ一瞬で設定することができます。 海抜は、これまでも地図マピオンの人気機能でしたが、今回、最寄り駅やマップコードと並んで表示するようにしました。自宅や会社、現在地など調べたい箇所を表示するだけで海抜が分かり、特に災害時や引越しの検討などに役立ちます。

③「コンビニ」「ラーメン」「駐車場」など11カテゴリの場所情報を簡単表示
コンビニやラーメン店、駐車場など、日常生活でとっさに探したくなるような11カテゴリを検索バーに固定表示し、タップをするだけで周辺情報が分かるようになりました。入力して検索する必要はありません。「ラーメン」をタップすると近くのラーメン店がずらりと表示され、「ガソリン」をタップするとガソリンスタンドの場所と共にガソリン価格も表示されます。
初期表示の11カテゴリは「コンビニ」「コーヒー」「ラーメン」「トイレ」「銀行・ATM」「薬局」「スーパー」「公園」「バス停」「ガソリン」「駐車場」です。「もっと見る」をタップすると、「100円ショップ」「EV充電スタンド」「山」など週末のおでかけや特定の目的に合わせて活用機会がありそうな約30種類のカテゴリが表示されます。

「境界協会」小林政能様よりコメント

なにかの書類に「住所」の項目があったら、基本的には《都道府県》+《市区町村》+《町丁目》+《番地・号》のように書きます。これらの項目には、それぞれ範囲があり、その範囲を決めているのが境界線です。
あなたは、地元の町おこしイベントがあったとしたら、まずはどこまでが「町おこし」の範囲なのか識(し)りたくなりませんか?
コロナ禍で、都府県境を越えた移動を制限されることがありました。では、どこにその境はあるのでしょうか?
日本は自然災害の多い国。なにかあったときの避難場所もそれぞれの自治体単位です。お隣に小学校などがあっても、自治体が違うと、あなたお住まいの地のハザードマップには避難所として載っていないのです。
どこまでが自分が住む《都道府県》であり、《市区町村》であり、《町丁目》なのかを識ること=境界線を識ることは、地元を識ることの第一歩であり、地元を愛でることの大事な一歩なのです。そして、その一歩に最適なのが、この境界線マップなのです。

今後の展開

株式会社ONE COMPATHは、企業ビジョンに掲げる“ワンマイル・イノベーション・カンパニー”として身の回りのワンマイルを大事にするサービス展開を目指していきます。今後も楽しい地図アプリを目指し、改善を行ってまいります。


※1「株式会社 ONE COMPATH」について
地図検索サービス「Mapion」、電子チラシサービス「Shufoo!」などデジタルメディアの運営を中心に事業展開する凸版印刷株式会社のグループ会社。2019 年 4 月 1 日、株式会社マピオンから社名を変更しました。「Mapion」「Shufoo!」のほか、ウォーキングアプリ「aruku&(あるくと)」、家事代行比較サービス「カジドレ」等を運営しています。
URL:https://onecompath.com/

※2 地図検索サービス「Mapion(マピオン)」について
株式会社ONE COMPATHが、1997年(当時、株式会社サイバー・マップ・ジャパン)より運営し、月間1,200万人に利用されている地図検索サービス。視認性が高く正確で美しいデザインの地図を高頻度で更新し、日本全国のスポット検索やルート検索、天気予報や観光地情報などの便利な機能を提供しています。
URL:https://www.mapion.co.jp/ 

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【20201130】アプリ「マピオン」、6年ぶりリニューアルfix(PDF)

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