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ニュースリリース 2022.05.30

紙地図デザインが根強い人気…?だったら… iOS版アプリ「地図マピオン」標準地図をリニューアル

6/3測量の日、地図上のアイコンや中縮尺時の情報量が大幅増!紙地図に近いデザインへ 

凸版印刷株式会社のグループ会社である株式会社ONE COMPATH(ワン・コンパス)が運営する地図アプリ「地図マピオン」(iOS版)は、6月3日の「測量の日」に合わせ、標準(デフォルト)地図のデザインをリニューアルします。地図上のスーパーやホテルといったランドマークを表すアイコンや、建物名・施設名の表示数を増やすほか、中縮尺時でも市区町村境や駅名などの情報量が大幅に増えます。紙の地図のような情報量で「見やすく・読みやすい地図」になります。

アプリ「地図マピオン」ダウンロードURL:https://apps.apple.com/jp/app/id531032350

リニューアルの背景

iOS版「地図マピオン」は、2020年11月のリニューアルで従来のラスタータイル(画像)形式からベクタータイル形式の地図に変更しました。それにより、「境界線マップ」や「到達圏マップ」といったバラエティに富んだ地図を提供できるようになりました。今回、標準地図(デフォルト)も「見ていて楽しい」ものにするためリニューアルを実施します。

具体的には、中縮尺時における情報量を大幅に増やすため、地図上のアイコンや建物名の表示数を増やすほか、大縮尺で表示していた市区町村の色塗り分けと境界線表示を実施します。また、トンネルなどの表現も見直し、より見やすくなります。 なお、リニューアルのヒントとなったのは、背景地図として切り替えられるラスタータイル形式の「旧デザイン」地図でした。ウェブの地図でありながら、紙の地図のような質感から根強い人気の機能です。本リニューアルでは、ベクタータイル形式による高速表示はそのままに、紙の地図のようなデザインと豊富な情報量が特徴の「マピオンらしさ」をさらに追求しました。

リニューアル内容

①地図上のアイコンや建物名表記が大幅増
中縮尺時のスーパーやホテルなどの地図上のアイコンや、建物・施設名を大幅に増やします。アイコンは約4割を見直し、「スーパー」や「ボウリング場」など38種類を追加、変更します。建物名表記は、情報が密集した地域でも建物名の文字の折り返しなどを調整することで判読性や視認性を保っています。

②中縮尺時でも市区町村境が分かるような情報量
これまで大縮尺までズームしないと出てこなかった市区町村の色塗り分けや境界、等高線なども中縮尺時で表示します。マピオンの特徴の1つである「境界線表示」がより分かりやすくなります。

③トンネルのデザインを変更
トンネルのデザインを変更します。これまでは道路の上にトンネルの表現を重ねる形で表記していましたが、今回トンネル単独の表現として点線を採用。通常の道路(高速道路・一般道など)との差別化を図ります。


開発者のコメント

今回特にこだわったポイントは「トンネルの表現」。実は表現が難しく、長年の課題でもありました。今回、点線として表現が可能になり分かりやすくなります。 Mapion(マピオン)は「日本初のインターネット地図」として誕生し、今年で25周年を迎えました。多くの競合サービスが現れる中、地図マピオンでは実用性はもちろん「見て楽しい」地図サービスに進化しようとしています。これまでも幾度かリニューアルを行っていますが、常に意識していたのは「見やすい地図」ということ。地図上の情報量を抑える他社サービスが多い中、当社ではあえて「デジタル感」が無い地図、紙の地図に近いデザインを踏襲しています。紙の地図は長い歴史の中で、いかに見やすく情報量を詰め込むかが考えられてきたデザインです。今回のリニューアルでは、建物名の文字の折り返しなど細かいところにもこだわりました。ぜひじっくり「地図マピオン」を見て楽しんでいただければと思います。


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iOS地図マピオン、標準地図リニューアル(PDF)

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