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お知らせ 2020.12.23

電子チラシサービス「Shufoo!」、全国4.7万人に5Gと動画視聴の意識調査

約4割がほぼ毎日動画を見る
動画広告を見て購入・検討したことがある人は約6割

凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)と、凸版印刷のグループ会社である株式会社ONE COMPATH(ワン・コンパス、本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:早川 礼、以下 ONE COMPATH)は、ONE COMPATHが運営する国内最大級の電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」(※1)を利用する全国の男女46,961名を対象とし、2020年11月17日(火)~12月8日(火)に、5G・動画視聴に関する意識調査を行いました。 コロナ禍における「巣ごもり消費」の影響もあり急速に利用が広がる動画コンテンツは、次世代通信規格5Gの拡大と共に一層の広がりを見せることが予想されます。今回の調査結果では、消費者の動画視聴頻度の高さに加え、動画広告をきっかけに商品の購入・検討した人が6割程度いることが分かり、動画訴求の有効性が見られました。

《5G・動画視聴に関する意識調査サマリー》
■5Gへの移行理由、1位「インターネット接続を速くしたい」、2位「動画をストレスなく見たい」
■4割近くがほぼ毎日動画を見る
商品紹介やサービス説明動画を見る理由は、興味・関心・理解がキー
動画広告の視聴時間、「7~14秒」が最多35.4%、7秒以上では7割
動画広告を見て商品やサービスを購入・検討したことがある人は約6割

5Gに移行した(したい)理由、1位「インターネット接続を速くしたい」、2位「動画をストレスなく見たい」

次世代通信規格5Gは2020年3月よりサービス開始し、徐々に利用が広がっています。実際に5Gへの移行をした・移行したい(n=11,669)と回答した人に対し移行の理由を聞くと、「インターネットの接続を速くしたい」が1位で67.4%、2位は「動画を途切れずストレスなく見たい」で36.9%となりました。「超高速・大容量通信」とも言われる5Gへの期待は高く、また今後の拡大によって動画市場の一層の盛り上がりも期待できそうです。

4割近くがほぼ毎日動画を見ている

インターネット上で動画を見る頻度を聞くと、38.6%が「ほぼ毎日」と最も多く、「2~3日に1回程度」が19.7%、「週に一回程度」が14.8%と続きました。今やインターネット上で動画を見ることは、日常生活における習慣として定着しているといえます。

商品紹介やサービス説明動画を見る理由、興味・関心・理解がキー

商品紹介やサービス説明の動画(広告を含む)について、見る理由を聞いたところ「興味、関心のある商品やサービスだから」が42.9%、「商品やサービスを詳しく知るため」が24.5%でした。興味・関心・理解が視聴のキーとなるようです。

また、画像・文字より動画で見たいと思うと回答した人(n=32,909)に対してその理由を聞くと、「使い方がわかりやすい」(56.6%)、「理解力が高まる」(45.8%)、「特徴・主旨が捉えやすい」(29.9%)と続きました。「文字を読まずに済む」(23.3%)、「取扱説明書を読まなくて済む」(16.3%)という回答もあり、理解にかかる時間を短縮化できる手軽さを魅力と考える人が多いことが分かります。

動画広告の視聴時間、「7~14秒」が最多35.4%、7秒以上は7割

続いて、動画を見る理由として「興味、関心のある商品やサービスだから」「商品やサービスを詳しく知るため」と回答した人(n=16,798)に、動画広告の視聴時間について聞きました。結果は、「7~14秒」が35.4%と最も多く、「6秒以内」が31.1%と続きました。2016年にYouTubeが始めた6秒動画(バンパー広告)を筆頭に短尺動画に注目が集まっていますが、「7秒以上」が7割いることから、興味・関心・理解が視聴時間にも影響していると考えられそうです。

「動画」を見て商品やサービスを購入・検討したことがある人は約6割

実際に、動画広告によって商品やサービスを購入したことがある人はどれくらいいるのでしょうか。少なくとも1回以上購入したことがあると回答した人は35.7%でした。また、「購入したことはないが、購入を検討したことはある」が22.2%となりました。「動画広告」をきっかけに購入や購入検討をするという何らかの行動を起こした人は約6割にのぼり、「動画広告」訴求は一定の効果があると言えそうです。

(参考)動画形式のチラシを使った実証実験でも有効性を確認

2020年10月に発表した通り、「Shufoo!」アプリ内で行った実証実験でも動画訴求の有効性を確認しました。この実証実験では、通常のチラシを動画形式にして配信し、その前後を比較することでユーザーの行動変化を測定しました。結果は、店舗のコンテンツを閲覧したユニークユーザーが平均で約3倍(前月同期比)、店舗をお気に入り登録したユーザー数が平均で約2倍(前月同期比)となりました。動画形式のチラシを配信することで、より多くの店舗のファンを獲得できたことがわかりました。本サービスは、「Shufoo!動画チラシ(仮)」として来春より提供予定です。

■「Shufoo!動画チラシ(仮)」について
「Shufoo!」が2021年春に提供予定の新サービスです。「Shufoo!」に掲載中のチラシからおすすめ商品を選択することで、簡単に動画形式のチラシを作成、配信ができます。通常のチラシだけではなく動画を活用することで、店舗が発信するコンテンツの閲覧を促し、店舗とユーザーのコミュニケーションの深化に繋げられます。
提供開始日: 2021年春予定
2020年10月8日(木)発表 (参考:https://onecompath.com/news/release/7144/)

なお、凸版印刷では、スピーディーに高品質な動画を作成できるサービス「movring」を2020年12月より提供しています。「movring」で作成した動画はさまざまなサービス上で配信でき、「Shufoo!」への配信も可能です。

■「movring」について
チラシやカタログなどの販促物や営業資料、業務マニュアル、書籍/雑誌などで企業が持つ既存の素材を活用してスピーディーに高品質な動画を作成、動画の配信・効果検証までワンストップで対応可能な凸版印刷の新しいサービス。動画を活用した新たなコミュニケーションの創出と、DX時代のコンテンツマーケティングを実現します。
「movring」サービスサイト
2020年11月27日(金)発表
(参考:https://www.toppan.co.jp/news/2020/11/newsrelease_201127_1.html)

■調査概要

「Shufoo!」利用者調査
調査エリア:全国
調査対象者:「シュフーポイント」会員(全年齢層の男女)
サンプル数: 合計有効回答サンプル数 46,961 名
調査期間: 2020 年 11 月 17 日~12 月 8日
調査方法: インターネットリサーチ


* 本ニュースリリースに含まれる調査結果をご掲載頂く際は、以下のクレジットを必ず明記してください。
クレジット:「凸版印刷・ONE COMPATH 『Shufoo!』 調べ」
* 小数点第二位以下は四捨五入しているため、比率の合計が100%にならない場合があります。

■株式会社 ONE COMPATH について

所在地: 東京都港区芝浦 3-19-26 トッパン芝浦ビル
設立: 1997 年 1 月 20 日
資本金: 600 百万円
代表者: 代表取締役社長 CEO 早川 礼
従業員: 130 名(2020年 4 月時点/出向者を含む)
URL:https://onecompath.com/


※1 「Shufoo!」について
凸版印刷が2001年8月より運営を開始し、30~50代の女性を中心に利用されている国内最大の電子チラシサービス。2019年4月1日、株式会社ONE COMPATHへ事業が継承されました。大手流通各社、地域主力スーパーなど約4,400法人、約120,000店舗が参加。PV数は月間4.5億PV、ユニークユーザー数は月間1,600万(2020年10月現在 ※提供ASP上のアクセス含む)となっています。チラシの閲覧回数や閲覧部分のデータを収集・分析するマーケティング機能も備えています。また、生活者はスマートフォンやタブレット端末、PCなど様々なデバイスから日本全国のチラシをはじめとするお買い物情報を閲覧することができます。
URL:・PC、スマートフォンサイト http://www.shufoo.net


  • * 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
  • * ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

ToppanPRT_20201223_動画視聴に関する意識調査(PDF)

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