Message from CTO CTOからのメッセージ

――その人なりのアイデアや想いが
伝わるようなものづくりをする
文化や雰囲気を大事にしています

ONE COMPATHの魅力について

ONE COMPATHには様々な規模、様々なステージのサービスがあります。20年以上展開し月間1000万人以上に利用されているサービスやaruku&のように急成長しているサービス、また新規事業も積極的に進めています。こうした様々なステージのプロダクト開発に携わることができるのはONE COMPATHの魅力といえると思います。もちろん新規事業では立ち上げを経験することも可能です。

どのステージの開発に携わりたいか、本人の希望を尊重して社内配置を決定することも多いです。実際に、新規事業の立ち上げを経験したいというエンジニアがプロジェクトとして参加したケースがあります。

ONE COMPATHが求める人材像について

当社のありたい人材像は「当事者意識を持って挑戦し続ける」で、これがベースとなりますが、その上で3つのポイントがあります。

1点目は事業視点です。事業にコミットができる思考を持っている人。当社は事業会社ですので、技術だけでなくどう会社・事業に貢献できるかを意識して開発できることが大事です。 2点目は技術力です。得意な領域や負けない領域を持っている人。私はよく「“2芸”があるといい」と言っています。例えば、言語に加えてインフラ、DB、一人でWEBアプリケーションを作るなど、プラスαで領域を広げてほしいですね。最後は、新規事業やサービスを展開していく上でチャレンジを楽しめる人です。当社の行動指針であるワンマイル7ルールに「ワクワクのタネを見つけよう」がありますが、これを実践してドキドキ、ワクワクできる人を求めています。

ONE COMPATHの開発文化について

当社の開発文化は「事業コミット×挑戦マインド」と掲げています。事業会社で自社サービスを開発していますので、新しい機能の追加やサービスの立ち上げも多いです。そうした時に、コードを書くことや品質がいいものを作ることも大事ですが、それだけではなく顧客視点が重要になってきます。顧客にはクライアントやユーザーだけではなく、社内メンバーも含まれます。これらの顧客ニーズに対してエンジニアリングやテクノロジーの力で応えていく必要がありますね。

実際に当社のエンジニアは、企画会議に参加してエンジニア目線でアイデアや意見を伝える文化があります。プロダクトを作る上流工程の会議に参加することで、何の目的で何を目指すのかといった理解が深まりチームのベクトルが合っていきます。自社サービスを展開する事業会社だからこそ、事業コミット×挑戦マインドで、参加している人なりのアイデアや想いが伝わるようなものづくりをする雰囲気や文化を大事にしています。

エンジニアの雰囲気について

当社はマピオンを母体に凸版印刷(現:TOPPAN株式会社、以下同様)で運営していたShufoo!事業を統合して生まれた会社ですので、凸版印刷とマピオンの出身者、またONE COMPATHになってから入社された方がいます。出身割合でいうと、今は凸版印刷出身者が2割、マピオン出身者が5割、残り3割がONE COMPATHになってから入社したエンジニアです。SIerで受託開発していた人や全く違う業界から入社した人もいて、活躍しています。自社サービスに携わりたい方でしたら、即戦力となる方はもちろん、これからステップアップしていきたい方も是非チャレンジして成長していってほしいです。

また、話が少し重複しますが、ワンマイル行動7ルールには「意見を発信しよう」というものがあります。みんながこれを実践していて「なんでこうなっているんですか?」「ここに問題があるのでは?」といったことを、年次に関わらず発信する文化があります。 特に新しく入社される方ほど、外から見たONE COMPATHのプロダクトのいいところや悪いところがフラットに見られると思いますので、入社いただいた方には是非臆せず発信してほしいですね。

技術勉強会について

当社では社内向けの技術勉強会「テックデイ」や外部向けの勉強会「ONE COMPATH Engineer Meetup(OCEM)」を開催しています。

凸版印刷とマピオンの出身者、またONE COMPATHになってから入社した人と、異なる背景を持ったエンジニアがいますので、これらを融合させたいと考え「テックデイ」を開催することにしました。他部門がどういう技術を持っているのか、どんな失敗経験があるのかなど、コミュニケーションの機会がないと気付けないこともあります。社内コミュニケーションの活性化や技術力向上に大きな役割を果たしていると思います。テックデイでは特定のテーマで座談会も実施しています。最近では言語フレームワークをテーマに、選定理由や悩みなど、いろんな視点で話してみました。エンジニア以外の参加者も増えるなどいい影響があります。

外部向けの勉強会「OCEM」については、テックデイの延長線上で開催することになりました。外部にアピールすることでONE COMPATHの技術力向上を目指すことはもちろんですが、当社の技術や雰囲気を知っていただこうと考え実施することになりました。興味がある方には是非参加いただけたら嬉しいです。

最初は、いざやろうとしたらエンジニアから「顔出しは恥ずかしい」と言われ、どうしようかなと思っていたら、担当者が考えてバーチャルライバーとして出演してもらうことになりました。最初は2Dのライバーだったけど2回目ではメタバースで開催し、出演者は3Dのライバーになりきってプレゼンしました。これも新しい技術を取り入れながら開催しようとする挑戦マインドが感じられて面白いですね。楽しいことに突っ走っていく文化があって、楽しそうに「こんなの作ってみました」なんて言われると応援したくなりますね。

開発環境について

当社では新規事業を積極的に進めているので、新しい技術を取り入れようとする文化があります。もちろんサービスにあった言語等の選定が必要ですし、新しいものが正とは一概にはいえませんが、例えば2021年にローンチした「U-ROUTE」はFlutterで開発しています。これは担当者が提案して最終的に決定しました。

一方で、長く続けているサービスにはレガシーな部分もあります。部分的に手を加えるところもありますが、サービスが変革を迎える時には抜本的な見直しをしてモダンな開発環境を作りたいと思っています。最近もエンジニアからの発信で「MapionBiz」に関してDBをオンプレ環境からクラウド環境に移行しました。大変な作業ではありますが、事業視点で積極的に意見を発信してくれて実現できているところは嬉しいですね。

今後も、技術負債を解消したり全く新しく作ったりと考えていくところが当社の開発部門のチャレンジといえると思います。

様々なキャリアアップの形について

制度上、マネージャーとスペシャリストの2軸がありますが、それ以外にも様々な経験ができます。エンジニアとして経験を積んだら上級エンジニアやSE、PMを目指していただき、上流工程を経験して顧客視点でサービス設計をできるようになって欲しい。上流工程ほど楽しいですしね。事業全体のリソース采配や顧客ニーズの理解、言語の選定といった経験もできます。SEやPMは全員に目指して欲しいと思っています。長年培ったノウハウを知るテックリーダーも多く、当然いきなり丸投げなんてことはありませんが、キャリアアップを目指す方にはチャンスがたくさんある会社だと思います。エンジニアが自発的に研修や書籍が必要だと思えば、会社としても応援したいのでバックアップもしています。

キャリアを進める上では、フロントエンドかバックエンドのどちらか一方に目を向けるのではなく、どちらも理解することが大事だと思います。そうすることでエンジニアはどんどん成長すると思います。開発言語はいくつかを習得してしまえば、どの言語でもそれなりに扱うことができます。そこまでいくのは大変かもしれないですが、だからこそ言語にはこだわる必要はないと思っています。どんなことでも積極的に意見を発信して攻めのロジックで成長していけるといいですね。

CTOが大切にしていること

「事業コミット×挑戦マインド」という開発文化を醸成させていくこと。エンジニアの開発体験を向上させること。この2つは大切にしています。エンジニア一人ひとりの声を聞き、いいアイデアはどんどん取り入れるなど寄り添っていきたいと思っています。

会社と事業、そして自分自身の成長へ、テクノロジーの力で、暮らしに新しい文化を一緒に創りましょう!

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